ガスコンロ交換前に確認しておきたい7つのポイント|失敗しない選び方と交換の流れを解説
ガスコンロの調子が悪くなったり、最新モデルへの交換を検討したりしているものの、「何を確認すればいいの?」「サイズは合う?」「費用はいくら?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
ガスコンロは見た目が似ていても、サイズやガスの種類、オーブンとの接続など事前に確認しておきたいポイントがあります。確認不足のまま交換すると、「希望の商品が設置できなかった」「追加費用が発生した」というケースもあります。
この記事では、ガスコンロ交換で失敗しないために確認しておきたい7つのポイントを、交換工事を数多く行っている専門店の視点から分かりやすく解説します。
- 交換前に必ず確認したいポイント
- サイズやガス種の確認方法
- オーブンがある場合の注意点
- 費用を比較するときのポイント
- 失敗しない施工店選び
① コンロの種類を確認する
最初に確認したいのは、現在設置されているガスコンロの種類です。
家庭用ガスコンロは、大きく分けると「ビルトインコンロ」と「テーブルコンロ」の2種類があります。交換する商品は現在設置されている種類に合わせて選ぶのが基本です。
ビルトインコンロ
システムキッチンの天板に埋め込まれているタイプです。現在の住宅では最も多く採用されています。
基本的には既存のビルトインコンロを取り外し、新しいビルトインコンロへ交換します。現在販売されているほとんどの製品は標準開口寸法に対応しているため、比較的新しい住宅であれば交換できるケースがほとんどです。
テーブルコンロ
キッチン台の上に置く据え置きタイプです。ガスホースで接続されているため、ビルトインコンロとは構造が異なります。
テーブルコンロからビルトインコンロへの交換はキッチンの加工が必要になるため、一般的には同じテーブルコンロへの交換となります。
- 天板に埋め込まれているか
- 据え置き型か
- メーカー・型番が分かる写真を撮っておく
② コンロのサイズを確認する
ビルトインコンロには主に60cm幅と75cm幅があります。
| サイズ | 特徴 |
|---|---|
| 60cm | 標準サイズ。多くの住宅で採用されています。 |
| 75cm | 左右のスペースが広く、大きな鍋を並べて使いやすいタイプです。 |
実は60cmと75cmでは、本体を設置する開口寸法はほぼ共通です。そのため、多くの場合は60cmから75cm、75cmから60cmへの交換も可能です。
75cmタイプのメリット
左右バーナーの間隔が広いため、大きなフライパンや鍋を同時に使いやすくなります。
料理をする機会が多いご家庭では、75cmタイプへ交換される方も少なくありません。
60cmタイプがおすすめのケース
- コンパクトに使いたい
- 現在と同じサイズで交換したい
- キッチン全体のバランスを変えたくない
サイズ選びに迷った場合は、現在の使用状況を振り返ってみましょう。「大きな鍋を同時に使うことが多い」「もっと調理スペースに余裕が欲しい」という方には75cmタイプがおすすめです。
③ ガスの種類を確認する
ガスコンロには「都市ガス用」と「LPガス(プロパンガス)用」があります。
見た目は同じですが、内部の部品が異なるため互換性はありません。
間違ったガス種のコンロは使用できず、大変危険です。
確認方法
- ガス料金の検針票を見る
- ガスメーターを確認する
- 現在のコンロの型番ラベルを見る
- 契約しているガス会社へ問い合わせる
ネット通販では注文時に「都市ガス」「LPガス」を選択するケースがほとんどです。注文後の変更が難しい場合もあるため、事前確認をおすすめします。
④ オーブンとの接続を確認する
ビルトインオーブンが設置されているご家庭では、この項目が特に重要です。
ビルトインコンロとオーブンは接続部の仕様がメーカーごとに異なるため、基本的には同じメーカー同士で組み合わせる必要があります。
| 現在のオーブン | 交換できるコンロ |
|---|---|
| リンナイ | リンナイ製コンロ |
| ノーリツ | ノーリツ製コンロ |
| パロマ | パロマ製コンロ(一部機種) |
例えば、リンナイ製オーブンをそのまま使用する場合は、基本的にリンナイ製ビルトインコンロを選ぶ必要があります。
オーブンも同時に交換する場合は、メーカーを変更できるケースもあります。
コンロとオーブン全体の写真、型番シールの写真を送ることで、対応機種をスムーズに確認できます。
⑤ 必要な機能を決める
現在販売されているガスコンロは、安全性だけでなく調理機能も大幅に進化しています。価格だけで選ぶのではなく、ご家庭の料理スタイルに合った機能を選ぶことで、毎日の調理がより快適になります。
安全機能はほぼ標準装備
現在のビルトインコンロには、以下のような安全機能が搭載されています。
- 調理油過熱防止装置
- 立ち消え安全装置
- 消し忘れ消火機能
- 焦げ付き消火機能
- 鍋なし検知機能(搭載機種のみ)
古いコンロから交換すると、安全性が大きく向上することを実感されるお客様も少なくありません。
便利な調理機能
中級機種以上になると、毎日の料理をサポートする便利な機能も充実しています。
| 機能 | 内容 |
|---|---|
| 温度調節機能 | 揚げ物の温度を自動でキープ |
| 炊飯機能 | ガス火でご飯を自動炊飯 |
| 湯わかし機能 | 沸騰後に自動消火 |
| タイマー機能 | 設定時間で自動消火 |
| グリルオート機能 | 焼き魚などを自動調理 |
毎日料理をする方には、自動調理機能やグリル機能が充実したモデルがおすすめです。一方で、「シンプルな機能で十分」という方にはスタンダードモデルでも十分満足できるでしょう。
⑥ 工事費込みの価格で比較する
ガスコンロを比較するときは、本体価格だけで判断しないことが大切です。
販売店によっては本体価格のみを表示し、工事費や処分費が別途必要な場合があります。そのため、最終的な支払総額で比較しましょう。
確認したい費用
- 本体価格
- 標準交換工事費
- 既存コンロ撤去費
- 処分費
- 出張費
- 追加工事費の有無
工事費込み価格を明確に表示し、追加費用が発生するケースについても事前に説明してくれる販売店なら、安心して依頼できます。
極端に安い価格には注意
「本体価格だけが安い」「工事費が別料金」「保証内容が分かりにくい」といったケースもあります。
価格だけでなく、保証内容や施工実績、アフターサービスまで含めて比較することをおすすめします。
⑦ 信頼できる施工店を選ぶ
ガスコンロはガス機器のため、商品の品質だけでなく施工品質も重要です。
経験豊富な施工店であれば、交換工事だけでなく商品の選定や設置可否についても適切にアドバイスしてもらえます。
施工店選びのポイント
- 施工実績が豊富
- 施工事例を公開している
- 見積内容が分かりやすい
- 保証制度が充実している
- 問い合わせ対応が丁寧
施工事例が豊富な販売店なら、自宅と似たキッチンの施工例を確認できるため、交換後のイメージもしやすくなります。
ガスコンロ交換の流れ
一般的なガスコンロ交換は、次の流れで進みます。
| 流れ | 内容 |
|---|---|
| ① 商品選び | 設置条件に合う商品を選ぶ |
| ② 見積もり | 写真などで設置状況を確認 |
| ③ 日程調整 | 工事日の決定 |
| ④ 交換工事 | 既存コンロの撤去・新規設置 |
| ⑤ 動作確認 | ガス漏れ・点火確認 |
| ⑥ 使用説明 | 新しいコンロの使い方をご案内 |
標準的な交換工事であれば、おおよそ1〜2時間程度で完了するケースが多く、その日から新しいコンロをご使用いただけます。
一般的には約10年が交換の目安です。点火しにくい、火力が安定しない、部品供給が終了しているなどの場合は交換をご検討ください。
多くのビルトインコンロは開口寸法が共通のため、60cmから75cm、75cmから60cmへの交換が可能です。ただし、レンジフードのサイズや設置状況によっては確認が必要な場合があります。
交換可能です。ただし、オーブンをそのまま使用する場合は、オーブンと同一メーカーのビルトインコンロを選ぶ必要があります。
もちろん可能です。設置状況や型番が分かる写真をご用意いただくと、よりスムーズにご案内できます。
まとめ
ガスコンロ交換を成功させるためには、事前の確認がとても重要です。
今回ご紹介した7つのポイントを押さえておけば、商品選びや工事で失敗するリスクを減らすことができます。
- 現在のコンロの種類を確認する
- 60cm・75cmなどサイズを確認する
- 都市ガス・LPガスを確認する
- オーブンの有無・メーカーを確認する
- 必要な機能を整理する
- 工事費込みの総額で比較する
- 施工実績が豊富な販売店を選ぶ
事前に設置状況や型番が分かる写真を用意しておくと、見積もりや商品の選定もスムーズです。安心して長く使えるガスコンロを選ぶためにも、価格だけでなく施工品質や保証内容まで含めて比較することをおすすめします。
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